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クルマ・バイク関連情報
強風でまっすぐ走れないときは

風の強い日にトンネルや切りとおしを抜けたところでは、突然横風を受けることがあります。クルマでも、隣の車線に流されるくらいの横風には恐怖を覚えますが、二輪のバイクであればクルマ以上の恐怖を感じるのは当然といえるでしょう。

しかし、実はバイクはクルマと違って「傾くことができる」乗り物です。そのためバイクが風に流されているように感じても、実際にはバイクが傾いて風の力をかわしていますので、あまり怖がることはありません。

とは言うものの、理屈では判っていても恐怖が完全になくなるわけではありません。こんな場合の運転のコツは、強くニーグリップしてバイクを安定させ、風に対して車体の傾きで対応するようにしてみましょう。片側からの風や、両側から挟まれるような風が吹いても、ニーグリップで車体をホールドしていれば車体は安定します。

もちろん、絶対にハンドルに力をいれるのはご法度です。緊張すると上半身に力が入りがちですが、意識的に力を抜くようにしてください。ハンドルを押さえければつけるほど、却って風にもっていかれることになってしまいますので気をつけましょう。