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急ブレーキが事故を防ぐってホント？

あなたは「パニックブレーキ」という言葉を知っていますか？パニックを起してブレーキを踏んでしまう事でしょうか。いいえ違います。パニックブレーキとは、重大な危険を避けるために思い切り、力いっぱいブレーキを踏み込むことをいうのです。

このパニックブレーキは教習場でも習いません。そのため、ほとんどのドライバーは、パニックブレーキを知りませんし使いません。事故の多くは、ブレーキの踏み込みが浅いために起こると言われています。

もう少しガツンとブレーキを踏み込めば避けられたであろう事故も、教習所で習ったような「ショックの少ないブレーキング」をしているので間に合わず、事故に至るというのです。全てがそうではないでしょうが、パニックブレーキを知っているドライバーは事故の確率が極端に減ることはあまり知られていません。

パニックブレーキを経験しておくのは、自動車メーカーや交通安全協会などが行うドライビングスクールに参加するのがよいでしょう。週末などを使って短時間で行うものから、泊りがけのものまで色々ありますので、ちょっとした気分転換を兼ねて経験してみられるのはいかがでしょうか。