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クルマ・バイク関連情報
シフトチェンジする速度の目安

マニュアル車のシフトチェンジにはコツがあります。まずつなぎ方ですが、よくシフトをつなぐ時にスムーズに入らずショックがあったり、「ガリガリ」と音がしたりしている人がいます。これは、クラッチを踏むのが浅いか、ギアを入れるのが早すぎるのが原因です。

ギアを変えるときには、クラッチを目一杯踏み込み、一旦ニュートラルに入れて、ワンテンポおいてからシフトアップするといいでしょう。こうするとギアとギアを合わせるシンクロ装置が働き、スムーズにつながるのです。運転が上手な人ほど、シフトはゆっくりとするものです。

次にシフトアップのタイミングです。これがあまりに早いと加速も遅いですし、エンジンブレーキも効きません。またシフトアップが早いとエンジンの回転数も低いのでスピードが落ちるとすぐにノッキングが始まります。そのため少し低めのギアを選んで、エンジンの回転数をあまり下げない運転が望ましいでしょう。

ここで速度とシフトの目安を書いておきますので、頭に入れておきましょう。0-30km/hで1速、20-50km/hで2速、30-80km/hで3速、50-100km/hで4速、5速は高速道路や長い信号のない道路以外は不要です。もちろん加速やエンジンブレーキが必要な場面では、低いギアを使ってマニュアル車の本領を発揮しながら運転してください。