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ドアロックのメリットとデメリット

教習所で教えられることの1つにドアロックがあります。走り出す時にはドアロックをして、車から下りてもドアロックをして施錠しましょうと教えられます。しかし、このドアロックにはメリットとデメリットがあるのです。

実はあまり知られていないのですが、一部の外車のマニュアル（取扱説明書）には「ドアロックはしないように」と書かれている程なのです。その理由は後述しますが、まずはそのメリットとデメリットを見てみましょう。

まずドアロックのメリットは3つあります。1つ目のメリットは「子供の誤操作の防止」です。走行中にドアを図らずとも開けてしまうことを防げます。2つ目のメリットは「不審者の侵入防止」です。車上荒らしなどが入ってくることを防げます。最後のメリットは「衝突時にドアが開く事の防止」ですが、これはロックの有無とはあまり関係ないとも言われています。

対してドアロックのデメリットは2つあります。1つ目のデメリットは「救助が難しい事」です。万が一の事故で車内に閉じ込められた時にドアを開ける事が難しくなりますので救出に時間がかかります。冒頭の例に出した外車はこの理由によってドアロックを避けるようにと言っていたのです。2つ目のデメリットは「インロック」です。インロックとは和製英語ですが、鍵の閉じ込めの事です。

ドアロックの習慣がある人は少し車から離れるだけでも無意識にロックしてしまい閉じ込めてしまうことが多いのです。いかがでしょうか。ロックをするかしないかについて、何気なくロックを行っていたという方は、一度、どちらの方がよいのか考えてみてくださいね。