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クルマ・バイク関連情報
あなたは本当にミラーと目視の両方で確認していますか？

車線変更を行うときには、必ずミラーと目視の両方で確認してから行う必要があることは、運転免許を持っている人であれば誰でも知っています。どちらか片方でしか確認しない場合、双方ある死角に隠れている車やバイクなどが見えず、衝突や巻き込みの事故を起こす可能性が高まります。

ある調査によると、64歳以上のドライバーの30%近くが、ミラーか目視のどちらかでしか確認していないという結果が出ており、これは3人に1人という非常に高い割合です。

これは、年をとるにつれて改善されると思われがちですが、実はその逆で、どんどんと悪化していきます。75歳未満の前期高齢者の場合には、3人に2人（約60％）がどちらかでしか確認しない危険な運転をしており、割合は先程の2倍となっています。

更にこれが75歳以上の後期高齢者となると、なんと全員がどちらかでしか確認していないというのですから驚きです。

これは、信号機のある交差点で、右折するときに行う「左右の確認回数」にも現れています。そして、もちろんこれらの「安全確認が不足した行動」に起因する事故は起きているのです。

もちろん、悪意のある行動ではありません。しかし高齢者の認知能力や判断能力、また身体能力の衰えが悪い影響を与えてしまっていることは明らかです。自分がこのような「安全確認が不足した行動」になっていないか、時々は自問してみることが事故の予防にもつながります。