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クルマ・バイク関連情報
便利な運転支援機能に依存する危険性

さまざまな運転支援機能を備えた自動車は、ますます安全な運転ができるようにドライバーを支援するもので、追突事故などを防ぐため、自動でハンドルやアクセル、ブレーキを制御してくれます。

この運転支援機能は、「ドライバーの能力的な限界や、集中力の低下をフォローする」事が目的の機能で、「ドライバーの安全運転」の基本を補助するものです。しかし人間は、「援助があると、それに依存して、いままでできていたこともしなくなる（リスク補償行為）」という悪い習性もあります。

そのため「多少ミスをしてたり、注意を怠っていても、自動で修正してくれるから大丈夫だろう」などと考え、運転支援に対して過度な期待を持ってしまう危険性があるのです。

忘れてはいけないのは、運転支援の機能は「ドライバーの安全運転の上になりたっている」という事です。ドライバーが安全運転を怠れば、どれだけ優秀な運転支援であっても、安全とは言えないだけでなく、運転支援に依存しすぎる故に、以前より危険な運転になってしまうかもしれません。

運転支援であってもカバーできる範囲に限界があるため、どのようなミスでも支援できる訳ではありません。また、機械ですから故障することも考えられます。そのため、運転支援の有無に関わらず、「安全は自分自身で確保する」という気持ちを持って運転するようにしてくださいね。