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エンジンオイルは高い方がいい？

カーケアショップや、ガソリンスタンドでエンジンオイルを見ても、その種類の多さに圧倒される人も多いことでしょう。価格もピンからキリまであり、どのエンジンオイルが良いのか迷ってしまいます。

ではエンジンオイルは、はたして高価であればあるほど良いのでしょうか。例えば、自動車やバイクのメーカーであるホンダは、レーサーを開発するときでさえ、50ccバイクのスーパーカブにも用いられるメーカー純正オイルを使ってテストしていると言います。

つまり、メーカー純正オイルを含む、一定水準以上のグレードオイルで、SG、SHなどの規格が表示されているものであれば、安価なエンジンオイルでも十分だということです。安価なオイルでも高価なオイルでも、耐摩耗性やエンジンを痛めないといレベルでは全く変わりません。

何が変わるかといえば、高いオイルのほうが自己潤滑性が高いため、フリクションロスが少ないというメリットがあります。フリクションロスが少ないとエンジンが軽く回ります。車ではあまりわからないかもしれませんが、バイクは小さい排気量で高回転までエンジンを回しますので体感が可能です。逆にいえば、このプラスアルファの体感が必要なければ、安価なオイルで十分だと言えるでしょう。