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突然電気系トラブルで止まってしまったら

高速道路を走っていて一番恐ろしいバイクのトラブルは、エンジンが突然止まることでしょう。もちろん自動車でもエンジンが突然止まるのは恐ろしいことですが、周りを鉄の壁で囲われていて、しかも4輪で走っているのですから、まだ安心感があります。

ガス欠で止まるだけなら、燃料コックをリザーブに切り替えることもできますが、電気系のトラブルの場合は、何の予兆も見せず突然止まります。では、電気系のトラブルで走行中にバイクが突然止まってしまったらどうしたらいいのでしょうか？

答えは「どうしよもありません」。できることは、安全な場所に避難することだけです。高速道路では、左側の走行車線を走っているなら、すぐに左の路側帯へ寄せましょう。右側の追い越し車線を走っている場合は、簡単にはいきませんが手や足などを使って目立つジェスチャーで後続車に異常を知らせながら、なんとか路側帯に移動するほかありません。

とにかく「本線から出る」ということだけを考えましょう。本線で完全停止してしまったバイクを、守れるものは何もありませんので、絶対に本線上に停まる事だけは避けるようにしましょう。