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クルマ・バイク関連情報
確認せずにリザーバータンクのキャップを開けると危険です

水温計の針が赤い範囲に到着したりワーニングランプが点いたら、直ちにエンジンを切って、冷やす必要があります。この時、「水を足してやれば早く冷えるかもしれない」と考えてリザーバータンクを確認せずにキャップ類を開けると、沸騰した冷却水が吹き出してきて非常に危険です。

液量を確認するときには、絶対にエンジンが冷えるのを待つようにしましょう。もし、誤ってエンジンが熱いうちにキャップを開けてしまい、沸騰した冷却水が顔や手にかかって火傷してしまった場合には一刻も早く流水で冷やすようにしましょう。

一方、水温計の針がいつまでも上がらない場合は、サーモスタットの故障かもしれません。水の中に含まれている石灰分がエンジンブロックのアルミと反応し冷却水路に結晶を作ってしまうことがあります。その結晶がサーモスタットに付着してしまうと、サーモスタットが全開のままとなって水温が上がらないという状態になってしまう事があります。