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クルマ・バイク関連情報
人間はミスを犯す生き物です

完璧な人間はいません。どれだけ注意していてもミスは犯します。それを認めることは、安全運転の基本です。自分がミスを犯すことを認めているからこそ、時間の余裕を持って出かけたり、車間距離を十分に空けるなどして、ミスに対応できる時間を取るようにするのです。

特に車間距離は大切で、十分な距離が取られていれば、大抵のミスはカバーすることが可能ですので、大事故になることは避けられます。しかしミスをカバーできて大事故にはならなくても、ヒヤリとする経験はします。その経験を、どのように考えるかで「安全運転」の熟練度が決まります。

よくあるのが「助かった！運が良かった！」とか「私の運転が上手いからだ」といって終わってしまうケースです。ミスをしたけど、ヒヤリとしただけで事故にはつながらなかったのですから、喜ぶのは良いのですが、それで終わってしまっては次につながりません。「どのようにすれば、今のヒヤリが無くなるだろうか」と考えることが大切です。

「だろう」運転をしていて予測が甘かったのでしょうか。それとも確認不足ですか。次に同じ場面があればどうしますか。このようにヒヤリを復習して反省し、次につなげる事を繰り返し積み重ねていく先に「安全運転」はあるのです。面倒だと復習せずにヒヤリを放置していたら、大きなしっぺ返しを食らうことになりかねませんので注意してくださいね。