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立体駐車場でタイヤに抵抗を感じたら注意

パズルのように動く機械式の立体駐車場を知っていますか？これはスライディングブロックパズルのように、空いている空間を上手に使って、パレット（車が駐車するための板）を呼び出してきます。

入り口の両側に柱などがあるため、バックして駐車する際には、車がぶつからないように注意する必要がありますが、基本は、「両側に車が駐車してある平面駐車場」と思って差し支えありません。立体駐車場への駐車で、特に気をつける必要があるは、車がほとんどパレットに収まった時です。

パレットには通常「タイヤ止め」があり、後ろにバックし過ぎて機械にぶつからないようになっています。そのため、クリープ現象を利用してバックしていてタイヤに抵抗を感じても、タイヤがタイヤ止めに当っているだけかもしれませんので、強くアクセルを吹かしてはいけません。

タイヤがタイヤ止めを乗り越えてしまうと、車が立体駐車場の奥の壁や梁などに衝突する可能性があります。特に、タイヤ径の大きい車や馬力のある車の場合は、少し踏み込むだけで簡単に乗り越えてしまう場合があります。

立体駐車場の場合、重要な部品を破損させてしまうと、その部品を交換して復旧させるまで、自分はもちろん、ほかの車も全て出庫できない事態となることもあります。入庫途中で不安に思ったなら一度停止して、車から下りて確認する位の慎重さを持っておく方がよいでしょう。