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ちょっと待って！エンジンに水をかけてはいけません

エンジンのまわりを触りたいなどの理由で、熱くなっているエンジンを早く冷やしたいと思った場合は、少しずつならエンジンに冷たい水をかけて冷やしても大丈夫でしょうか。結論からいうと、これは絶対にやってはいけません。

熱くなっているエンジンを急激に水で冷やすと、最悪の場合、エンジンにヒビを入れてしまうことになります。そのため、面倒でも時間をかけて冷やす必要があります。車の場合エンジンは、ボンネットなどの下にあるため、ボンネットを開けてエンジンが外気に触れる面積を大きくしておくと、少し早く冷ますことができます。

ここで気を付ける必要があるのはバイクです。バイクはエンジンが表に出ているため、冷めるのは早いのですが、洗車などでも水がかかってしまいます。ツーリングから戻ってきて、砂埃のついた愛車を洗いたいと思って早速水洗いを始めてしまうと、冷たい水でエンジンを濡らしてしまいます。

このように、意図的に水をかけなかったとしても、エンジンが表に出ているゆえに水をかけてしまうこともありますので、十分注意する必要があります。

そのため、帰ってきたらまず一息おいて、自分自身と愛車の両方の熱が冷めるのを待つか、まずはホイールについたブレーキダストなどを専用のクリーナーなどを使って落とすなど、水を使わずにできる洗車をしてエンジンが冷めるのを待つのがいいでしょう。

くれぐれも庭のホースを引っ張ってきて、いきなり愛車に水をかけるのは禁物ですのでやめてくださいね。