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シニアドライバーが「そろそろ危険かな」と思いだしたら？

シニアドライバーがいつものように運転していて「そろそろ危険かな」と思うようになってきたら、大きな事故を起こす前にできることがあります。それは、運転免許証を返してしまう「返納制度」を利用することです。

特に大変な手続きはなく、最寄りの警察署の交通課で運転免許証を渡すだけで終わります。また、希望すれば「運転経歴証明書」というものを交付してもらえます。これは、「運転免許証を持っていました」という証明書ですが、再発行や住所変更が出来ませんので、身分証明書として使えない事もありますので注意してください。

まだまだ運転できると思っていても、次のチェックリリストに1項目でも頻発することがあるなら、免許証の返納を検討するのがよいでしょう。

• センターラインを超える
• 路側帯に乗り上げる
• カーブをスムーズに曲がれない
• 車庫入れに失敗する
• 知らない道や悪天候にあったら道に迷う
• 話しかけられると運転に集中できない
• 車間距離が短くなる

実はこれは「軽度認知症」のチェックリストですので、一度素直にテストしてみましょう。あなたが自ら運転をやめない限りは、家族であっても無理やりやめさせることはできません。

シニアドライバーは事故の際、怪我ではなく、そのまま命を落とすことも少なくありませんから、後で後悔しないためにも素直に現実を受け入れることも大切です。