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クルマ・バイク関連情報
道路標識が近づかないと見えなくなったら要注意

道路標識や見えづらくなったり、判読できなくなってきていませんか？急に読めなくなることはありませんが、徐々に増えているのだとしたら、それは加齢のシグナルです。これは動いているものを見る力「動体視力」の低下が原因です。

例えば60km/hで走っているときに、30歳代では120m手前から行き先などを示す案内標識は認識できますが、これが70歳代になると約半分の70m前後となるのです。

30歳代の若いドライバーであれば案内標識までの120mで、判断し行動を決める余裕がありますが、70歳代のシニアドライバーの場合は、半分の70mでその判断と行動を行う必要があります。

しかし、シニアドライバーは判断力も運動能力も落ちてきています。そのため、速度を抑えることによって余裕を持って判断する時間を作る必要があります。ここを若い時のままの気持ちで走ってしまうと、案内標識などを見逃し、焦る運転をしてしまいます。

特に高速道路の場合は、かなり前から案内が出てきますし速度も早いですから、注意して標識をみていないと見逃してしまいます。

原因は眼球の水晶体にもあります。年をとると水晶体が鈍って、明るさを感じる視細胞が減ることで見えにくくなる標識もあります。

例えば、高速道路の渋滞情報などを出す電光掲示板などは、黒の背景に赤い文字などがありますが、黒と赤の組み合わせはシニアドライバーには見えづらい標識となりますので、注意して運転するようにしましょう。