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クルマ・バイク関連情報
危険なのはどっち？運転後の15分と60分

長時間ハンドルを握っていると、疲れてくるため集中力が途切れがちとなり、事故の危険があるというのはよく知られています。しかし、ある調査で、乗車した後の「ヒヤリ・ハット」の発生時間を測定したところ、1時間以上の運転でのヒヤリ・ハットは、たった13%となっていました。

その逆に「15分未満のヒヤリ・ハット」は33%と一番多く、その次は「15分以上30分未満のヒヤリ・ハット」で28%となっており、30分未満で全体の6割を超えるヒヤリ・ハットがあったという結果になっています。

これは、乗車して30分未満の運転は、それ以上の運転に比べて、事故の危険性が高いという事を表しています。「出発してすぐは、体も目も疲れていないから安全」と思っているのは、実は全くの幻想なのです。

確かに30分も走っていなければ「疲れよる事故」は少ないかもしれませんが、「運転の感覚が戻っていないゆえの事故」の可能性が高まるということです。これは、職業ドライバーも、車で営業に回るドライバーも、週末しか車に乗らないドライバーも、皆公平に同じです。

車に乗ってから、運転感覚が戻るまでの30分は、事故の危険性が高いのだということを念頭に置いて、特に注意した運転をするべきだと言えるでしょう。