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運転するのはどちらが危険？雨の日・晴れた日

雨の日は視界が悪くなる事に加えて、路面が濡れているため、ブレーキの利きが悪くなるため、慎重に運転する人は多くいます。また同じように雪の日も、路面の状態が悪く滑りやすくなりますので、注意を払って運転するでしょう。

一方、晴れた日や曇りの日はどうでしょうか。運転しやすいと安心しているドライバーが多いようですが、実は安心ばかりもできません。「曇りの日」は、遠くが霞んでなんとなく距離感がつかみにくくなりますので、注意が必要です。

「晴れた日」は、道路状況ははっきり見えますが、信号の向こうに太陽がある場合は、目がくらんで見えないことがあります。また、その逆で太陽が背中にある場合にも、太陽光が反射して信号を判別しにくくします。そのような判別しにくい中でも、交差点内に進入していく車もありますが、事故の元になりますのでやめましょう。

また、太陽を背中にして走る場合、前を走る車のリアガラスに反射した光が目に入り、一瞬、前が見えなくなることがあります。そのときには、反射しても目に当たらない位に大きく車間距離を取って走ります。

「木立の中」を走る時にも注意が必要です。光と影のちらつきが煩わしく感じますし、道路を横断する歩行者などを発見するのが遅れる傾向にあります。また、よく晴れている日ほど、光と影の明暗差が強くなりますので、暗い場所に入ったとき、目が順応する時間が長くなることを念頭に置いておきましょう。

このように、雨の日も雪の日も、曇りの日も晴れた日も、運転しやすいといって安心できる日はありませんから、いつでも慎重に、状況に合わせた安全な運転を心がけるしかありませんね。